この記事では、私が持っていた以下のようなお悩みにお応えしています。
- 止まらない物欲をコントロールしたい
- 衝動買いのクセを直したい
- 欲しいとすぐに買ってしまう習慣をなんとかしたい
私も欲しいもの、いーっぱいあります!
でも、欲しいからってすぐ買ってしまうとお金は本当にすぐ無くなります。
お金って、使うのは簡単なのに貯めるのって難しいですよね…( ; ; )
それに、自分が欲しいからという理由で買ってしまうとあまり使わなかったり、そんなに気に入らなかったり…と色々あると思います。
それを解決するために!
今回は、私が効果的だと思う、気合いに頼らないで自然と物欲を抑えられる方法を紹介します。
物欲の仕組み
ものが欲しくなる気持ちは、脳によって引き起こされています。
ということは、脳で起こっている反応を理解すれば、物欲が自然と抑えられるのでは?と思って調べてみたので、興味がある方は参考にしてください!
物欲のピーク
欲しいものを手に入れたとき、「ドーパミン」という神経伝達物質が脳から分泌されます。
ドーパミンは幸せホルモンとも呼ばれており、分泌されると幸せを感じることができます。
このドーパミンによる幸せな気持ちが、次もまた買いたい!という物欲につながるんです。
ただし、ドーパミンの効果は長くは続きません。
ドーパミンは「何かに期待しているとき」に最も分泌されやすいと言われています。
ということは、買った後のことを想像して購入を検討しているときが一番分泌量が多いのです。
買った後に使わなかったり興味が薄れてしまうことがあるのは、ドーパミンの減少も原因の一つと言えます。
物欲の原因① 他人に影響されるバンドワゴン効果
- 他人が持っているものを羨ましいと感じる
- 行列ができている店が気になって入ってみたいと思う
- 他人のSNS投稿を見るとつい真似したくなる
上記のような感情は、「バンドワゴン効果」と呼ばれる脳の反応によって起こります。
バンドワゴン効果とは、多くの人が支持しているものに対して「きっと良いものに違いない」と脳が判断する現象です。
流行りのものが欲しくなったりするのも、このバンドワゴン効果によるものです。
私たちは無意識のうちに、バンドワゴン効果によって物欲を掻き立てられています。
物欲の原因② キャッチコピーに惹かれる「ハロー効果」
- スーツを着こなしている=仕事ができる
- 雑誌に掲載されているお店=美味しい料理が食べられる
- 笑顔が素敵=きっと性格も優しい
上記のように、目立つ特徴に引きずられて評価が歪んでしまう現象を引き起こす脳の働きを「ハロー効果」と言います。
スーツを着こなしていても仕事ができる人とは限りませんし、笑顔が素敵でも性格の悪い人もいるはずです(笑)
ハロー効果は「人気ランキング1位!」のような目立ちやすい謳い文句に惹かれているときも作用してます。
それっぽいキャッチコピーに惹かれてつい欲しくなってしまうのは、ハロー効果が原因だったんです。
我慢せずに物欲を抑える5つの方法
物欲を抑えるために必要なのは、我慢することでもコントロールすることでもないと思います。
大切なのは、物欲が湧かないような環境・仕組みづくりをすることです。
私たちの周りには、テレビ・YouTube・雑誌といった物欲を刺激する情報が溢れています。
無意識のうちに、買いたくなるような環境に暮らしているんです。
そんな環境の中で何も考えずに生活していると、販売のプロのテクニックにまんまと踊らされてしまいます。
もちろんそれで自分が満足できる時は何も問題はないのですが、結局使わないものを買ってしまったり、実はあまり気に入らなかったり、後悔してしまうこともありますよね( ; ; )
ここでは、そんな後悔をしないよう、物欲に負けずに自分に本当に必要なものを判断できる方法をご紹介します。
①買いたい衝動に駆られるパターンに気づく
まずは、自分がどんな時に物欲を感じるのかを知りましょう。
- ストレスを感じたとき
- 疲れているとき
- ウィンドウショッピングをしているとき
- ネット通販を見ているとき
- 他人が身につけている素敵なものを見たとき
物欲と向き合うためには、買いたい衝動に駆られるきっかけを見つけることが大切です。
その原因を解決したり、原因となる行動を断ち切ることで、物欲を解消できます。
私の場合は特に夜勤明けでストレスを感じていて疲れている時にお買い物に行くと、「買ってしまえ!」と思ってしまうことが多いと気づいたので、夜勤明けのショッピングは気をつけています。
②「欲しい!」と思ったものをメモする
手帳やスマホのメモ帳でOKです。
メモしたものを、数日「本当に欲しいのか?」と考えます。
すると、「やっぱいらないや!」というもの結構あります…!
自宅にあるもので代用できる場合も多いです。
特に、目新しいものには興味が惹かれやすいので要注意です。
今持っているものに目を向けると、「あれもある」「これもあった」「十分持っていた」ということに気づけます。
そしてこれ以上増やす必要はないと、今の状態に満足できます。
数日考えても欲しいなと思ったものは、いろいろ調べて購入します。
(ネットだと一番安いところとか◎)
③衝動買いを減らす
一度感じてしまった物欲を我慢するのはすごく難しいです。
でも、物欲が湧いてこないようにすることはできます。
目的もなくウィンドウショッピングしたり、通販サイトを徘徊したり。
そういう習慣を減らすだけで、物欲はびっくりするほど少なくなります。
欲しいものを見てしまうと、そのワクワク感が衝動買いの背中を押してしまいます。
目的のお店以外は見ない。入らない。
これを守るだけで、びっくりするほど自然と物欲を抑えられます。
私は服の場合、こういうデザインの、こういう色のものが欲しいと決めてから買い物に行きます。
セールで安くなってて可愛いからといってすぐには買いません。
どうしても欲しくて次に買いに行ってなかったら、ご縁がなかった…と考えます。
④月の予算を決める
自分のお給料から、毎月使っていいお金を決めます。
毎月いくらまでと決めることにより、高額な買い物を抑えられたり、自分の本当に欲しいものを選ぶことができます。
⑤ブランドにこだわりすぎない
私は最近デパコスを買う頻度を減らしました!!
有名ブランドや大手メーカーの製品は、知名度があるため信頼性も高いです。
でも、ノーブランド品にも、十分な機能やデザイン性を持つものはたくさんあります。
もちろんブランド物にしかない価値もありますが、高い方が効果が高い、デザインが良いわけでもなく、低価格でも十分満足できるものもあります。
知名度などの先入観で選ばずに、求める機能やデザイン性が備わっているかどうかで商品を選ぶことで、有名ブランドの影響力による物欲を抑えることができます。
もちろんブランド品を持つことで自分頑張ったなと思う気持ちもあるので、全く買わないということはできませんが、本当に満足しているのか?ただの見栄ではないのか?ということは意識します。
そして、使っていない化粧品が増えたので、使い切ってから買うことにしたら、なかなか使いきれません( ; ; )笑
物欲と上手に向き合いましょう
今回ご紹介したように、物欲は正しく向き合えばコントロールすることもできます。
私が一人暮らしを始めて2年間で貯蓄420万円達成できたのも、物欲の仕組みを理解したからです。
気合いではどうにもできないことも、このように自然と物欲が少なくなるようにすることで解決できます。
欲しいものをすぐ買ってしまうと、本当にお金はすぐ無くなります…
よく考えてから買うようにすることで後悔することもなくなりますし、満足のいく買い物ができます♡
できることから始めて、物欲による無駄遣いを防ぎましょう!
ぜひ試してみてください◎
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